もじゃもじゃ!
どうで症に罹ってしまった私。
どうでしょうのDVDは手に入らないので、こちらを購入。
TEAM-NACS COMPOSER ~響き続ける旋律の調べ [DVD]
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: DVD
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すみませんでした。ナメてました。
たかが地方の演劇好き5人だと思っていました。
とんでもない。演出はともかく、シナリオ秀逸。
「モーツァルトは妻によって毒殺された!」という設定の下、ベートーベンを軸に家族愛のドラマが繰り広げられる……というストーリー。5人で全ての登場人物を演じるので、さすがに無理をしている感じは否めないが、そこは仕方ない。無理をする場合は笑いに持っていくのも、上手いと感じさせるところ。
大泉さん、さすが。
贔屓目かもしれないが、芝居が浮いていない。どうでしょうとのギャップにやられる。演技派俳優だったのか……。救命救急24時に出演していた時より、ずっとかっこ良い。
大泉さん以外のメンバも汗流して一生懸命(ここが哀しい)演じていた。
悪霊と化したモーツァルトを演じる安田さん、役に入り過ぎたのか、長台詞で涎がたらーっと……。拭うことなく演技し続けていた。さすが芝居バカ。えらい。
総括して言えば、少々荒削りな場面はあるが、とても面白い。良くできたお芝居。飛び散る汗や5人の息遣いを感じる生の方が、より感動できるはずだ。やっぱり舞台は生が良い。次の全国公演は何としてでも観に行こうと思う。
特典ディスクの企画、面白くねぇ…。
どうでしょう的な笑いを期待していたのに。ミスター、あるいは藤村さんと嬉野さんが担当してればな。これを目当てに買ったらがっかりすること請け合い。
純粋に芝居に感動したら、副音声もおすすめできない。いや、おもしろいんだけどね。なんだか複雑な気分。