カート・ヴォネガット・Jr『タイタンの妖女』

実は積んでいたことが発覚し、corujaさんは
「最後まで読んでなかったんだったー!これは失態だー!」
と急いで読んだ。
世界観をもう一度飲み込むのに時間がかかったが、意外と読み出すとあっという間だった。
corujaさんは
男のロマンは人の犠牲の上に成り立つものである!」と思った。
宇宙空間を永遠に彷徨う悲しき男は、抱え込んだロマンを大爆発させながらどこかへ消えた。
「ロマンチストは幸せにはなれない。幸せであると知る者は夢見ることを知らないのかもしれないなぁ」とcorujaさんは呟いた。