本屋さんの忘れ物のこと

スリップを、って下着じゃないよ、本に挟まっているやつね。売り上げ確認表。
普通本を買うとスリップは抜かれるんだけど、今日の店員さんはそのまんま。消え入りそうな声の彼女大丈夫かしらん。以下フィクション。


店長(太めのオヤジ。妻と子供3人):確認表と売り上げが合わないのだが・・・。
店長候補(メガネ。彼女募集中):では今日レジ担当をしていた者を呼びましょう。おい!
新人(気弱な学生。研修中):はい・・・
店長候補:君は金額をきちんと確認しているのか?
新人:はぁ・・・
店長候補:金額が合わないんだけど。どういうことかな?
新人:えぇ?あの・・・
店長候補:レジを任せているのだから、君の責任だよ!
新人:そ、そんなぁ・・・
店長候補:客から多く貰ったのか?スリップを抜き忘れたのか??
新人:うぅ・・・わ、わかりません・・・
店長候補:全く。君は使えないね。
新人:えぇぇ・・・
店長:まあまあ、良いではないかね。君はいくつだ?
新人:20です・・・
店長:ではこの後、私の部屋に来なさい。
新人:はい・・・
店長候補:(おいおい、またかよ。)


大変だ!彼女が危ないっ!!ここは私が助けてあげなくちゃ!!!(以下ノンフィクション


私:これ忘れてますよ
新人:・・・(無言で受け取る)
私:・・・(言葉を待っている)
新人:次の方どうぞ・・・


ちくしょう。助けなきゃよかった。