合宿1日目

合宿って響きが良い。若いって気がするから。中高と吹奏楽をやっていた私は、合宿は山に篭ってひたすら譜面と戦う、そう戦場だ!と思っていたのだ。そしてその認識から、今回の合宿も山に篭ってミステリと戦う、そうこれまた戦場だ!!と考えていた。出発前に富士急ハイランドに行くと聞いてはいたものの、それはオマケであり、真の目的は「ミステリ千夜一夜物語」とか「ミステリ百物語」ではないのかと気が重かった。

大熊講堂に集合。ここから河口湖にバスで向かう(私は電車乗り継ぎで行くと思ってた。驚き)。首都高から名古屋方面へ中央道に乗る。バスの中は和気藹々としているけど、馬鹿騒ぎをする人もいない。大学生って大人なんだね。
途中、談合坂S.Aで休憩。たくさんの人手で、混みすぎ。フードコートでラーメン食べようかと思ったけど無理。なかなかS.Aでこんなに人がいるところはお目にかかれないので、感動。ん?気のせいかな??目をこすってもう一度見る。ま、まさか・・・あの赤い看板はっ!!ハ、ハーゲンダッツ!!!S.Aにハーゲンダッツなんて。ここはまだ都会ね。さらにここのパン屋さんでトラヴェセイロとご対面。

どんどん田舎になっていく風景。緑がいっぱい。目の保養。着いたのは河口湖畔のコテージ。着いて早々ミステリ妄想。

夜はカレー。久しぶりに包丁持って皮むき。ちょっとは役に立てたかしら?

そして全体読書会。お題は『姑獲鳥の夏』。詳しい話は書けません。なんというか、まだまだ自分は読書量が足りないと感じさせられた。ミステリを読まなくても入れるサークルだけれど、今回の読書会でミステリの知識が本当は必要な集団なのだと思った。きっと同じように感じて焦った人もいるかもね。

1日目はこんな感じ。