文学は万人に平等である。

と、書いてみた。うぅ〜剣はペンより強しと同感覚だ。
電車で顔の何十倍もの容積の髪の毛を持つ男の人を発見(アフロとも言う)。ジャぱんの店長さんだ!こういう目立つ髪型の人って、意外に繊細な人が多いのよね(自分調べ)。
で、店長さん(命名)はドアに寄りかかり、熱心に本を読んでいる。洋書だ!すっご〜い。日本人は英語が出来る人を尊敬の眼差しで見がち。俺っちも純度100%のジャパニーズでぃ!異国の言葉なんて話せなくたぁって平気よぅ。そう思ってても、やっぱぁ憧れちまうんでさぁ・・・。
店長さん、その本はなんですかい?どうしても気になっちゃうわ。チラ見。うぉぉ〜一見じゃわかんねぇ。くぅ英語なんて嫌いだ。カバーを掛けていないので、前から本のタイトルを見ることにする。いくら私でも、これなら分かるわのよさ!
反対側のドアに行き、前から確認『HARRY POTTER AND THE HALF BOOD PRINCE』な、なぬぅ〜!最新作のハリーじゃないか!!しかも店長さんは時々、本に顔を思いっきり近づけ、難しい表情に。どうやら分からない単語にぶつかったようだ。店長さんはどうするかしら?
洋書を読むとき、そして近代文学を読むとき、理解できない単語にぶつかったら、あなたはどうしますか?私の場合、辞書で即調べる。これは小さいときから母に言われてきたこと。自分でまず調べる。そして新たな疑問ができる・・・この繰り返し。それが人の好奇心や知識を支えるのだと思う。そう信じているから、人に聞かなくなってしまうのかも。頑固な私の基かな。
店長さんも電子辞書を片手に頑張っている。私も投げ出した洋書にまた挑んでみようかしら。二の腕に羽ばたく蝶のタトゥーも、可愛く思えてきたわ。ふふ。