ユニコーン駆ける!

別れることがどういうことなのか、今考えている。
分かっていたのだけど、涙も出ないし、ただ現実を見ようとしてみる。

遠距離は心も遠くするのだと、会う度に噛みしめていた。
どうしていいか分からず、常に煮え切らない態度で接するしかなかった。
このまま引き摺っていくのか?互いに枷となったままで。
向いている方向も違う、見ているものも違う。
全てを受け入れて歩けるほど、私は大人ではない。
誰かが裁いてくれるのを待っている私を、どうして彼が助けてくれるだろう。
物語に閉じこもって外を見ようとはしない私を、どうして彼が見つけてくれるというのだろう。

私の周り全てを秤に掛けて、彼に大きく傾くことは一度もなかった。
どこから歪みが生まれたかは明白だ。
独りでいるほうが楽なことに気づいたとき。
淋しいと本気で思ったことなんてなかった。

日々流れる人の波の中を漂うのは簡単だ、私は泳ごうとすると逆に溺れてしまう。
波を避けて、自分の世界で遊び続けていた結果かもしれない。

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神妙になって書いてみると、結構私は凹んだことに気がつきました。
そりゃあ凹まなかったらおかしいよねぇ。

よっし、明日も読むぞ〜、食べるぞ〜、ゲームするぞ〜!
極めよ乙女道。人生は長い。