でんぐりでんぐりしてきた

渋谷Bunkamuraミュージアムのスーパーエッシャー展に行ってきた。
どうして最近はシュールレアリズムの画家の回顧展が多いんだろう。
ダリ展も面白かったけど、混雑していてしっかり観れなかったから、今度も覚悟して足を運んだ。
ごったがえしてなかった。拍子抜け。
入り口でDSliteを借りた。音声案内は普通借りると500円ぐらいするけれど、なんと無料。
DSの特徴をうまく活かした画期的なアイディアだと思う。他の展覧会でも実施してくれると良いのに。
私はエッシャー幾何学的な絵や有名な版画(『物見の塔』や『上昇と下降』など)しか知らなかったので、初期の風景画の素晴らしさに驚いた。南イタリアを描いたリトグラフ、一枚欲しい。
後期の無限分割をテーマにした絵を観ていると、でんぐりでんぐりしてくる。頭が。
観ている者を一種のトランス状態にさせる版画。